サイレントヒル
サイレントヒルは、シリーズ1作目が1999年にコナミから発売され、現時点で4まで販売されている。
日本のゲームながら、アメリカを舞台にした映画さながらの雰囲気により、バイオハザード同様ハリウッドで映画化もされた
大人気のホラーアドベンチャーだ。
主人公のハリーは、娘と共にアメリカ北部の田舎町「サイレントヒル」に車で向かっていたところ、突然道路を横切った女性のせいでハンドル操作を誤り、崖の下へ。一命はとりとめたが、助手席に座っていたはずの娘の姿がなくなっていた…。
ハリーは娘を探してサイレントヒルを彷徨う…というのが、1のストーリーの出だしである。
助手席の娘が消えていた…というしょっぱなから、まず怖い。こりゃ日本の神隠しだよ。
「サイレントヒル」は一面深い霧に包まれ、人の気配が全く無い、静寂の街。
人はいないが化け物はたくさんいるお。ということで、やっと辿り着いた街で、一人ぼっちの中年男は容赦なく襲われる。
とにかく画面が真っ暗で、懐中電灯の小さな明かりを頼りに、学校やら病院やらいかにもな肝試しスポットを歩き回らなければならない。その孤独と恐怖が半端じゃない。正直娘なんかどうでもいいから、早く帰らせて欲しい涙目プレイ。
もし自分の娘が行方不明になられたとしrても、こんな怖い捜索をできるかどうか、正直自信がない。
バイオハザードの類似作品としてあげられることが多いため、クリーチャーを倒すアクション系かと思う人も多いだろうが、
街を探索する謎解きがメインで、しかも割と難易度が高いアドベンチャーである。ストーリーに重きを置き、登場人物の心理的な描写に力を入れているのが特徴。オカルト宗教じみた陰鬱とした雰囲気が漂っていて、バイオとは恐怖の「質」が違う。
また、胸がぞわぞわする得体のしれない恐ろしさは和風ホラーに通じるところがある。
作品にもよるが、ゲーム終了後の満足感では群を抜いていた完成度でないだろうか。
「恐怖」「感動」の両方を兼ね備えた、タイトルである。
サイレントヒルといえば、赤い三角頭。(2以降、登場)
これ↓
大鉈を持ち、頭に三角形の兜をかぶった謎の人物。
サイレントヒルシリーズ、いやホラー界きってのエース級の存在感を誇るクリーチャ―である。
本当に出会ったら失禁間違いなしの恐怖ビジュアル…怖すぎる。だが、かっこいい。そして登場時がエロかっこいい。
そこがファンの心を掴んで離さないのだろう。
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