SIREN

SIREN

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恐怖度no1.クオリティno1.絶望度no1

赤い海からサイレンが鳴り響き、人々は屍人へと変貌していく。
人として海へ行き、屍人として帰ってくる。日本の奥深い山奥にある村落「羽生蛇村」は外界から隔離された異界と化す。
人でありたいと願ったものは、絶望的な戦いを始める。

CMのあまりの恐さに苦情が殺到、なんと放送禁止となってしまったという発売前から話題性があったSIREN。
CMはこけおどしでも何でもなく、恐ろしくクオリティの高い恐怖作品としてユーザーを楽しませてくれた。

なんで日本の山村で赤い海でサイレンなのか。このミスマッチが不気味さを増幅させている。軽い気持ちで購入した日には、ここで「あれ、本格的に怖くね」と不安を感じることだろう。そして、実際にプレイしてみると、軽々しく買った自分を激しく後悔すること間違いない。
「SIREN」=試練 という意味なのか。難易度は非常に、鬼のように高い。攻略本必須。
が、やりがいも半端ない。恐怖も半端ない。
惜しむらくは、難易度が高すぎるために、何度もリプレイしているうちに恐怖が薄れていくところだ。

舞台は日本山奥の村落。良く見知った風景。― の中にいる、異形の者。屍人。そして、この異形の者たちも、日本人なら見慣れた格好をした日本人のおばちゃんやおっちゃん達だ。
プレイヤーが操るのは、人として残った一般人。幼女から高校生、猟師までよりどりみどりだ。この魅力的なキャラクター達を操作しながら、「羽生蛇村」の謎を解いていく。ことになる。 尚、 最新作のシリーズ第三弾では、ほっかむりかぶったばあちゃんゾンビ(屍人)が、アメリカ人たちに襲いかかる。日本風なんだかハリウッド風なんだか、よくわからないが、とにかく臨場感がある。

映像が素晴らしい出来のため、公式サイトのスクリーンショットを見るだけでも恐怖の一端を感じてもらえるだろう。ホラーゲームによくある、いきなり出てきて驚かす手法というよりは、屍人・羽生蛇村のビジュアルや雰囲気がもうすでにこみ上げてくる程生理的な恐怖感をあおってくる。
この点がまず他のホラーゲームと一線を画している。
また、プレイヤーの選択肢は幅広く、逃げてもよし、タンスに隠れようが風呂場に隠れようがプレイヤーの自由だ。
実は正解は一つしかない、一昔のゲームとは違う。(ただし、もちろん下手な隠れ方をしたら死にます)また、武器はその辺に落ちている物等で、攻撃できる。まさに自分自身が逃げ回っているような感覚なのだ。
このリアリティが恐ろしいほどだ。

屍人は完全には殺せないので、とりあえず頭をフル回転させて(しかし実際は空回りまくりのパニック状態)、逃げまくる。
「冷静になれ!」と自分に言い聞かせながら、コントローラーを持つ手は震え、手汗をかき逃げまくる。
または、相手に見つからないよう、脈打つ心臓を抑え、呼吸を止めて隠れる。
これぞ、実際に想像を超えた恐怖に直面した時の、人間の正しい行動パターンだろう。
いくら倒せるからといって、バンバンゾンビを打ち殺せる心臓のたくましい人はそうはいない。

この精神を蝕む究極的な追い詰められ感といい、ゲームとして理不尽なまでの難易度といい、クロックタワー同様、全く良くできたMゲーだ。キャッチコピーの「どうあがいても、絶望」はだてじゃない。

ゲームオーバーを繰り返すことを前提として作っているので(としか思えない)、
簡単に恐怖を味わいたい方にはお勧めできないが、シナリオ・グラフィック・演出と頭一つ抜き出た傑作ホラーゲームであることは間違いない。

SIREN PlayStation 2 the Best

SIREN PlayStation 2 the Best PS2 オススメ!

午前0時、日本山奥の羽生蛇村サイレンの音が鳴り響き、村を囲うように出現した赤い海により外界から隔離された異界と化す。赤い水の影響によって人は「屍人」となる。そして、生き残っている人間には絶望しかない…。

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SIREN PlayStation 2 the Best

SIREN2 PlayStation 2 the Best PS2

シリーズ第二段。雑誌編集・自衛官達、作家など様々な人間が、ある無人島に集まる。そこは29年前に不可解な事件があった場所だった。そしてサイレンが島に鳴り響き、屍人、そして闇人が現れ、そこは再び閉ざされた異界と化す。

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SIREN: New Translation PLAYSTATION 3 the Best

SIREN: New Translation PLAYSTATION 3 the Best SIREN:New Translation PS3

赤い海からサイレンが鳴り響き、あの村がよみがえる。 サイレンに呼び覚まされし者たちは、やがて人ではないものとなって起き上がる。日本の奥深い山奥にある村落で、あるアメリカ人クルーの一団が行方不明となる。

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